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知って得する歯科矯正

1955年頃までは、普通の出歯と違って機能的な障害が少ないので、両顎前突は治療しませんでした。 最近は前歯があごの骨に対して大きく前傾しているために、かむ力が有効に働いていない鼻の頭とあごの先端を結んだ線はE1ラインと呼ばれ、 唇がこの線上か、少し後方に位置しているのが、横顔の美しさの基準とされています。
美しさは目鼻立ちゃ表情に左右されるとはいえ、確かに、美人といわれる人たちの多くは、この条件を満たしています。
治療には、第一小臼歯四本を抜いて、二年半掛かりました。 歯は歯茎から後退し、それに伴って口もとが引っ込みました。
この女性の横顔の写真を前にして、患者さんのお父さん10人に好みを聞いてみました。 10人中10人がちゅうちょなく治療後の横顔を選びました。
同じ質問をお母さん10人にした結果、温かい印象を与えてくれるという理由で、一人だけ治療前を選びましたが、ほかのお母さんが選んだのも治療後でした。 各地でのミス・コンテストにも、同じ傾向が見られます。
1960年に、いい歯並びをした日本人と白人と黒人、それぞれ数十例の横顔の分析・比較をしたことがあります。 鼻からあごにかけての線は、日本人は白人と黒人の中間にありました。

あなたの悩みは外見のようですが、これから一生、歯並びを気にしながら生きるのか、四本の歯を犠牲に数年間を辛抱して、 美しいとされる口もとを選ぶのかの決断をすることになります。
どちらを選ぶのかは、本人が決めるしかありません。 一生の問題ですから、よくお考えください。
永久歯まで待てと言われた五歳の息子が上下逆にかんでいます。 歯科医に相談したところ、永久歯に生え替わる八歳くらいまで待って、治らなければ矯正治療をすればいいと言われました。
姉の子どもも反対にかんでいます。 骨格の異常は早期治療がいい歯だけが異常な反対の歯並びであれば、永久歯に生え替わるときに自然に治ることがあります。
骨格の異常が原因であれば、上あごに比較して下あごの発育がよすぎるので、乳歯か永久歯かには関係なく 、反対の度合いは年齢につれて強まり、身長の伸びが終わるまで続きます(男子で一七、八歳、女子で一四、五歳)。 この場合、永久歯に生え替わっても自然に治ることはなく、成長の旺盛な時期での下あごの成長抑制が効果的です。
歯並びの家系だからです。 たぶん、お子さんは骨格性でしょう。
理由は、面長な顔かたちに加えて、永久歯に生え替わっても、自然に治ることはありません。 、四か月後に上下の前歯の先が当たるようになり、五歳から八歳までがもっとも効果的で、反対の歯並びが治るまでの推定期間は六か月から一年でしょう。
長いほどいいのですが、寝る時間を含めて一日一二時間もあればきわめて効果的です。 したがって、学校に着けていく必要はありません。

調整のための通院は、月に一度くらいです。 頭部の成長が活発であること、患者の協力が得にくいこと、精神的な負担が大きいこと、五、六歳で十分効果があるなどの理由から、五歳前では治療は行いません。
五歳の息子さんにとって今は骨格の改善にもっとも効果的な時期ですから、これからの数年間を無為に過ごし、そのツケ存二生背負うことがあってはなりません。 この時期での治療について、次のような疑問を投げかけられたことがあります。
自然に治るで、あろう歯だけに異常のある反対の歯並びであった場合、無駄に子を加える可能性はないか。 再発があったときには、早期の治療は無意味だったのではないか。
果たしてそうでしょうか。 反対の歯並びでは、前歯でのかみ切りができず、あごの動きがぎこちなく、十分かみ砕けないまま食べ物を飲み込んでしまうか、食べるのが遅いようです。
早期治療の大きなメリットは、発育の旺盛な数年間を、こんなナイナイ尽くしの状態に放置したままでいるのではなく、正常な歯並びで過ごせるということです。 生え替わりまで待つということは、この期間の健康な機能を放棄することです。
さらにいえば、あごの成長や発音の形成にも目をつぶることになります。 また、骨格性の異常は早期治療をしてしまえば後の治療が必要でないことが多く、仮に再発があったときでも、 骨格の異常を最小限に抑えているので、何もしないといい状態で仕上げられます。
もうひとつ大事なことは、永久歯に生え替わったときに骨格性と気づいたのでは、治療に最適な時期を過ぎていて、手遅れになってしまいます。 危険な賭をすることになります。
早期の治療と最終段階での治療の費用は切り離されているのが通常ですから、早期の治療で終われば、治療費は半額くらいになります。 お子さんの場合も、治療を先送りすることなく、早く正常な状態をつくり出すことが好ましいのではないでしょうか。
七歳の娘は上下反対にかんでいる七歳になる娘は、三歳児検診の頃から、反対にかんでいます。 永久歯に生え替われば治るのではないかと期待していましたが、このままでは一生、反対のままではないかと心配しています。
この年齢では、前歯の反対の歯並びを治すだけ骨格の異常が原因の反対の歯並びの場合、治療は二段階に分けて行います。 七歳では、骨の成長を利用して下のあごの成長を抑える「チン・キャップ」という装置を用いた第一段階の治療にとどめます。

この装置は痛いわけではありませんが、毎日かぶるのが面倒で、うっとうしい装置といえます。 反対の歯並びが治った場合も、それ以後の成長による再発の可能性があるため、あごの成長が一段落するまでは、年に一、二回の定期的な観察が必要です。
成長が関与している異常ですから、期間が長くなるのは避けられません。 観察期に異常が発生しなければ、治療は完了します。
再び反対の歯並びや凸凹などで治療が必要となったときには、骨の成長の終わったことを確認してから、第二段階の治療に入ります。 男子で一七、八歳、女子で一四、五歳以降です。
つまり、再治療後に、下のあごの成長で再発が生じないことを確認するわけです。 第二段階での治療は、金属線を使った取り外しのできない装置で、今度は骨格ではなく歯の移動によって、歯列の最終的な治療を行います。
二回に分けての治療は、第一段階が骨格、第二段階が歯と、それぞれ目的が違いますから一度にすませることはできません。 第一段階の治療をスキップするということは、骨格のゆがみには子をつけないということになり、将来の歯の治療に制約が生じるだけでなく、第二段階の治療開始までの数年間を、反対の歯並びのままで過ごすことになります。

チン・チャップと、上あごの前歯を押し出すための口の中の単純な金属線で治療を始めました。 一か月後には歯並びは治りましたが、チン・チャップだけは数年間、着用を継続しました。
成長が終わった段階で、凸凹を治すために、第一小臼歯を抜き、二段階の最終的な治療を行いました。
前歯のかみ合わせが浅く、下のほうが前に出ています。 両親は気にするほどじゃないと言いますが、あとが出ているのが悩みです。
日常生活に支障はありません。
反対の歯並びを治すだけで、口もとは変わりますお父さんやお母さんが子どもの頃は、矯正治療はひと握りのかぎられた人たちにしか理解されていませんでした。

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